国産材を使って家を建てるということ

国産材を使って家を建てるということ地産地消は、ご存じでしょうか?

「地産地消」とは、その地域でつくられた農産物などを その地域で消費することです。
これによって、輸送費用を抑えられえるだけでなく
食材や食文化への理解を深め、地域経済の活性化にもつながるという考え方です。

日本は森林資源の豊かな国です。
国土面積に対する森林面積の割合(森林率)は64%で
世界的にも有数の森林保有大国です。

日本の森林は
・木材を生産する人工林が4割
・かつては里山として利用されていた天然林(薪炭林)が4割
・原生林が残りの2割 です。

つまり 大部分が人間との関わりの中で保たれてきた森林なのです。

日本には四季などによっての独特の気候があり
山には日本ならではの木が茂っています。

つまり、国産材を使って家を建てる=日本の気候に合った木で家を建てるということ。
雨が多い日本では、湿気に強い国産材を使うのがもっとも理にかなっているのです。

また 輸送コストも安い上、海外輸入送比べると到着時間も短いので
シックハウスの原因となる防虫剤や防腐剤を使う必要もありません。

日本の風土に適している国産材

国産材を使って家を建てるということ国産材は高価という理由により、あまり使われなくなってきています。

森林資源が豊富なカナダやアメリカからの輸入材は成長が早く、国産材よりも安い。
また、アジアからの輸入材も人件費が安いため木材の価格も安いです。

国産材は価格面での競争によって売れなくなってしまったのです。

お手入れをしなければ山は荒れてしまいます。
人の手で植えられた木が建築用材として使用できるまでに
およそ40年もかかるといわれております。

そもそも植物は、生息しやすい場所にみずから生えます。
外国の樹木を日本に植えても、多くの場合は育ちません。
それと同じように日高温多湿の日本での建築には、輸入材を使っても 耐久性に欠けてしまいます。

国産材は当然、四季にも高温多湿にも慣れており
梅雨のじめっとした気候や冬の乾燥した寒さでも、耐える力をもっています。
そのため、建築材料に使用されたあともその能力を最大限に発揮します。

さらに、木材は呼吸をします。
湿度の多い日には湿度を吸収し、逆に湿度が少ない日には放出します。
よって自然に湿度を調整してくれるのです。

そして、木には見た目の美しさと落ち着けるリラックス効果があります。

ふんだんに森林資源があるのですから、地産地消の精神で
一刻も早く私たちの木材消費を、国産材や地域材へ移行していることが求められています。

そうすることによって、日本の木を使って家を建てるようになれば
荒れた山にも手が入り、森はよみがえります。緑が増えれば、温暖化の進行を防ぐことも可能になるのです。

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